日々想うこと

日々想ったことを綴っています

10月19日 「こきりこ」と「追っかけ」

先日、向丘遊園の日本民家園へ行く。
その前の日にTVでタレントの石ちゃんこと石塚さんが、民家園を訪ねていたのを見たからだ。
しかし、よほど仕事が無いのかやはり特高は着いてくる。
小田急江ノ島線の中で
「日本民家園へ行くんだって、迷惑よね~」
などとベビーカーを脇に置いた女が言っていた。
向丘遊園のダイエーで弁当を選んでいるとまたいつのもようにアベックが寄ってきて
「俺が許可したんだ」
などと言ってきた。外出に特高の許可が要るんか?
民家園へは、いままで何度も前は通ったものの中へは入ったことがなかった。
腹が減ったので最初に食事をする場所を探す。
しばらくあがると、岐阜県白川郷から移築したという数戸の民家前辺りで富山県民謡の「こきりこ」に使う“ささら”が置いてあり、鳴らし方を教えていた。
ボランティアの年配の男の人が丁寧すぎるほどに教えてくれた。

その上のそば屋の一階に休憩場となり弁当を食べてよいということなので、昼食にした。
そば屋へ入る順番待ちの人達が並んでいたが、こういう建物の中は気持ちが良い。
弁当を食べていると背後の窓際に一組の若い男女が来た。私は前を見ていたが、窓の方をみて食事をしていた母親が、「もう要らない」といってダイエーで買った手巻き寿司を私によこした。
たぶんこの連中は特高で、おそらく男の方が母親を睨んだのだろう。

その後に赤ん坊を連れた女が来たが、場所をずれてあげたにも関わらず「また晴れちゃった!」などと言う。
とにかくヘビのような執念深さで付き纏ってくるのがこの連中の特徴。
食事後にそば屋の二階で休む。なぜか旧式の日本家屋は癒される。
その後、しばらく上の方へ行き、船越の舞台という所まで行く。そこでは、外国から来た人へ説明するボランティアと思われる年配の外国人女性が日本語で丁寧に説明してくれた。
しかし、最後に脈絡なく「十人くらいいる」と言われた。ゲッ十人も着いて来たの???
午後三時から保存会の人達による「こきりこ」の実演があるというので待つ。
待つ間に、さきほど昼食を食べている時に後に来た男とすれ違った。なぜか軽く震えていたので「お前、犬だろう!」と小声で言ってみた。

こきりこの竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ 窓のサンサもデデレコデン

哀調を帯びたこの唄、小学校か中学校で習った方は多いと思います。私も、記憶にあります。
「こきりこ」踊りを見終わって帰ろうとすると、たぶん先ほどの犬がよほど悔しかったんだろう。
「小学校の頃にいたいのか」とかなんとかすれ違いざまに声がした。
帰りの小田急線江ノ島線の中で立っていると後から誰かが軽くぶつかってきた。
振り向くと、しろっぽいシャツを着た男だったが、こちらの反応をうかがうように見ていたので、これも特高だろう。

その前に「鬱なの」などという声がしたが、20年前から付回し「鬱」をつくろうとして常に尾行しているのはお前らだろう!

その後、大和の吉野家へ入り早めの夕食を食べる。
ここの吉野家はカウンターではなく、すべてテーブル席になっていた。
追っかけ、というメニューも始めて見た。
牛丼を持ってきた女の子が「卵のことを書くから!」などと早口で言った。
意味がわかったようなわからないような???
怪訝そうな顔をしていると「卵の白みが…で交換します。失礼しました。」などと、意味不明なことを言う。
横にいたメガネで椅子に作業着の上着を置いた男が、立ち去り際に「チッ!」と舌打ちをした。

この男が店員に言わせたのだろう。これが、本当の「追っかけ」だ。
特高は、暇だから!
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